キラキラルーム

園長コラム

2016年11月 園だよりから 園長コラム

ヨコミネ方式の教育(11月編)


どの子も自分が一番

「4つのスイッチ」のうち、[子どもは競争をしたがる]スイッチが入るのが二学期です。
・「Aちゃんに勝ちたい」「Bちゃんに負けたくない」というスイッチが入ります。このような子ども達一人一人の意欲を受け止め、ちょっとした努力も認め褒めていきますと大きなステップにつながります。その場側転の子どもに、「手と足が上がっていいねー、走り側転をやってごらん」と言いますと、不思議にできるのです!
できた喜びは自信につながります。


[目標]

心の力:自分から進んで挨拶や返事をする。
先生に言われなくても先生やお客様に挨拶ができています。ワークでは、鉛筆の持ち方や書き順の単純な「一」や「|」をなぞることから始めています。

体の力:自分から進んで挨拶や返事をする。
自分からお話を聞こうとする気持ちが出てきて、側転に挑戦し何度も練習を行い、積極的に取り組んでいます。縄跳びは縄の持ち方の基本から行い、跳べる喜びを大切にしていきます。

学ぶ力:友達と一緒に活動を進めようとする。
ブリッチ・側転・逆立ちの練習を繰り返し、友達同士で、挑戦し合いできる喜びを味わえるように進めていきます。


子育てワンポイント ~数量への興味を育てるには~

 日常生活の何気ないところで子ども達は数や量の学習をしています。
例えば、コップにジュースや牛乳を入れる時、「どのくらいの量が欲しいの?」と聞くと、「このくらい」と言います。このくらいだとわからないんだけど」と言葉を返してみましょう。
 子どもは「いっぱい」、あるいは「半分」、「少し」と言うと思います。
量が言えない場合は教えることも大切です。このような場面から、おやつのクッキーを数えさせたり、リンゴなどの重いや軽い、大小の比較などを話題に出すと、かなり数量への意識が芽生えていきます。無理でなく、しぜんな生活の中で行うことが大切です。