キラキラルーム

園長コラム

2017年3月 園長コラム

ヨコミネ方式の教育(3月編)


~この1年で育ったこと~

☆「よろしくおねがいします」「ありがとうございました」のあいさつがしっかりできるようになりました。
☆名前を呼ばれた時、相手の顔を見て「はい」と言う返事ができるようになりました。
☆靴を揃えたり、衣類の着脱が決められた時間でできるようになりました。
☆最後まで一生懸命頑張れるようになりました。
☆友達を見て頑張ったり、みんなで頑張ろうとする思いやりの心が育ってきました。

~年少・年中組は、継続したヨコミネ方式教育からの学びを大切にしていきます。~

心の力
 年少組:自分からすすんで先生や友だちに挨拶をする。
     道具箱・ロッカー・靴箱をきれいに使う。
 年中組:今は何をする時なのか、自分で考える。

体の力
 年少組:手と足をしっかりと床につけ伸ばし、安定したブリッジをする。
     挨拶・返事をはっきりと大きな声で言う。
 年中組:先生の話をしっかりと聞き素早く行動する。

学ぶ力
 年少組:座る姿勢に気を付け、力強い線でワークをすすめる。
     メロディオンで「メリーさんのひつじ」を練習する。
 年中組:正しい姿勢でワークをする。
     卒園式・入園式に向けて行事に参加する気持ちでメロディオンを練習する。


子育てワンポイント ~言葉で伝える大切さ~

 子どもがお家の方に一番言葉で伝えるのはどのような内容でしょうか。
「お腹すいた」「○〇が欲しい」「○○ちゃんがね」など、身近なことを話すと思います。お家の方の忙しい時間帯ですと「後でね」の言葉が多くなり、その間に話す気持ちより遊びが楽しくなり「忘れちゃった」と言う言葉を使います。

 しかし、いつも子どもに合わせることが難しい場合もあります。なるべく話したい時に聞いてあげましょう。大好きなお家の方に聞いてもらえるという気持ちの安定は、成長するにつれ、「もう少し待ってね」の意味がわかりお家の方の都合も理解できるようになるのです。幼稚園では、なるべく一人一人の子どもの話に耳を傾けるようにしております。

 特に休日明けの登園日はお話いっぱいの子ども達です。また、自由な遊びの時、昼食の時、先生やお友達との楽しい会話の時間です。

 お話の聞ける子どもに育てるには、お話のできる子どもを育てることが基本です。
ポイントは、「それで」「どうして」など、聞き手の都合で聞きすぎないことです。(特に年少、中児)年長になると、かなりの状況や判断力も出てきて、筋道をおって話せる子ども見られます。また、話を聞く時は、家事などをしながらではなく、目を見て聞いてあげましょう。