2017年5月 園長コラム
年長組になった子ども達は登園してくると自分からワークに取り組んでいます。「年長になったらワークが大好きになった」「○ちゃんと競争してるんだよ」など、自分からやろうとする意欲が出てきました。
年中組の子ども達(1ヶ月前は年少組)は、仲良しのお友達を誘ってメロディオンで、「チューリップ」の曲を自分から練習しています。メロデイ―を弾けることが「できる喜び」につながってきました。
★心の力
年少組:あいさつ、返事の仕方を知り、顔を見てあいさつをする。
年中組:あごを床に付け、足先を植えに向け開脚をしる。
年長組:話を最後まで聞く。あいさつ、返事を自分からする。
★体の力
年少組:友達と走ることを楽しむ。
年中組:自分から挨拶や返事をはっきりする。
年長組:全力で走る。組体操をはじめる(一人組、二人組)
★学ぶ力
年少組:文字や数字にふれ、ドレミ体操をする。
年中組:正しい姿勢でメロディオンやワークをする。
年長組:文字、数、メロディオンの練習を毎日行い習慣づける。
子育てワンポイント ~ありがとうの心を育てる~
「ありがとう」の感謝の心を小さい時から「しつけ」として教えていくことは大切です。本園の親プレ教室で見かけることですが、子ども同士の玩具の貸し借りで「“ありがとう”って言おうね」と親が語りかけ、子ども同士がぴょこんと頭を下げている光景にほほえましさを感じます。
幼稚園では毎月お誕生会を行います。子どもは、やってもらうこと、与えられることが多いのですが、お誕生会は感謝の心をわかりやすく教えられる良い機会です。「赤ちゃんで生まれた時から、こんなに大きく良い子に育ててくださったのは誰でしょう」と言いますと、「お父さん」、「お母さん」、「おじいちゃん」、「おばあちゃん」と答えます。そこで、お誕生会は感謝する日「ありがとうの心」を教えていきます。
ご家庭でも、子どもが、身近でわかりやすい場面で「ありがとう」を教え、感謝の心を育てていきましょう。その場合、物を買ってもらえたなどより、お弁当を作ってもらった、困った時、助けて貰えたなど行為の方が感謝の心が育つと思います。