キラキラルーム

園長コラム

2017年7月 園長コラム

ヨコミネ方式の教育(7月編)


 スポーツ、ワーク、メロディオンなどヨコミネ方式の教育は継続で行っていきます。
指導の基本として、できた喜びを感じさせ、もっと頑張ってみたい気持ちを育て意欲につなげていくことを重視しています。また、何が苦手なのか、その意味を知り、どのように行えば楽しく頑張れるのかを知らせていく指導に勝るものはありません。
 1学期は、一人ひとりの子どものペースに合わせ、その子に合った言葉がけや方法を教えていくことを大切に指導をしてまいりました。

 
心の力  
  年少組: 顔を見てていねいにあいさつを行おうとする。
  年中組: 話をよく聞き行動する。
  年長組: 先生や友だちの前で、自分の考えを発表する。

体の力  
  年少組: スポーツの先生の話をよく聞いて行動する。
  年中組: 約束を守り、一つひとつの動きを覚え、パラバルーンの練習をする。
  年長組: 一つひとつの動きを正確に覚え、組体操に取り組む。

学ぶ力  
  年少組: 文字を進んで読もうとする。
  年中組: 指使いを意識し、メロディオンを弾く。
  年長組: アサガオの栽培を記録する。(観察力、文を書く練習)

 


子育てワンポイント ~“失敗体験から育てるやる気”~

 赤ちゃんは何度転んで失敗しても、何度も立ち上がり歩こうとします。それは回りを気にしない年齢で「失敗」を感じない年齢だからです。そして、周囲の大人から、「がんばれ!」「上手、上手」と褒められると喜んで繰り返し行います。幼児期になると、それが、「恥ずかしい」、「失敗したらどうしよう」、など、不安や羞恥心が芽生えてきます。

 子どもが失敗した時にこそ、それは、悪いことではないんだという言葉がけが大切です。失敗を追及するのではなく、なぜ、失敗したのか、どうすれば失敗をしないで前に進めるのかを教え、「できたね!」のメッセージを伝えることから学びます。そして、小さな目標から出発させ、成功体験を積み重ねてあげることが大切です。