キラキラルーム

園長コラム

2017年10月 園長コラム

頑張る力


 2学期の子ども達の「頑張る力」とは、やってみたら楽しい、そしてちょっと頑張ったら「できた!」という自信からうまれます。このように行動と心がともに育っていくことが大切です。
また、子どもは「やる気」が出ると、競争をしたがります。競争心が出てきた子どもは、「○ちゃんのようになりたい」と真似をするようになります。ヨコミネ方式の教育の特色は、このように子どもの心にスイッチを入れることが大切です。運動会練習では子ども達に「頑張る力」のスイッチがたくさん入りました。

ヨコミネ方式の教育(10月編)


 
心の力  
  年少組: 先生の話を聞き、理解し、動こうとする。
  年中組: 自分から挨拶や返事を丁寧にする。先生や友だちの話を最後まで聞く。
  年長組: 人の話を最後まで聞き、理解し、行動しようとする。

体の力  
  年少組: ブリッヂ・かえるジャンプの練習に取り組み、腕の力をつける。
  年中組: 合図をよく聞き、素早く動く。
  年長組: 側転のレベルアップを目指す。

学ぶ力  
  年少組: 正しい姿勢でワークに取り組む。
  年中組: ワークやメロディオンに喜んで取り組み、練習する。
  年長組: 自分なりの課題を持ち、ワークに取り組む。

 


子育てワンポイント ~“考える力を育てる”~

 絵本や物語に多くふれさせることで、考える力や創造する力が広がります。また、ジャガイモやさつま芋、茄子、ピーマン、トマトの収穫体験を例にとりますと、大きい、小さい、たくさん、多い、少ない、お友達と比較したりなどたくさんの体験から考え、言葉で表現するようになります。このように、本物体験は「見る」、「さわる」、「なぜ」、「どうして」・・・そして発見など、思考の世界を広げていきます。ご家庭できょうだいにおやつを分ける時や「お水をちょうだい」と言った時など、数えさせたり、「どのくらい欲しいの」と数や量を考えさせたり言わせてみましょう。

 また、子どものお手伝いでは、食器運びや洗濯物をたたむなど教えて体験をさせましょう。それぞれのご家庭でちょっとしたことを試し、できたり感じたことを褒め、認め、考え方の幅を広げていきましょう。