キラキラルーム

園長コラム

2017年11月 園長コラム

自信と満足感


 運動会で「頑張る力」のスイッチがたくさん入りました。保護者の皆様の拍手を浴びた子ども達は「やればできる」という自信が生まれました。この自信が子ども達の「やるき」のスイッチとなり、自分から挨拶ができる、ルールや約束を自分から守ろうとしたりなど、成長の姿がはっきりと見られるようになりました。
 子ども達はいろいろな遊びや活動で得意、不得意もありますが、「自信」を得た子ども達は不得意な活動に挑戦するようになっていきます。

ヨコミネ方式の教育(11月編)


 
心の力  
  年少組: 靴箱・ロッカーをきちんと整頓して使う。
  年中組: 自分から進んで挨拶をする。
  年長組: 自分の考えを言葉にして伝える。

体の力  
  年少組: ブリッヂで頭をあげ、腕が伸ばせるようになる。
  年中組: 先生の話をしっかりと聞き、側転・縄跳びの練習をする。
  年長組: 逆立ち・側転・ブリッヂ回転に挑戦する。

学ぶ力  
  年少組: メロディオンで曲を弾き、楽しんで練習する。
  年中組: 曲に合わせてリズミカルに踊る。
ワークやメロディオンに喜んで取り組み練習する。
  年長組: 目標を持ち、集中してワークに取り組む。

 


子育てワンポイント ~“自分から気づく子どもに”~

 お友達が増え、楽しく遊べるようになった子ども達は幼稚園の約束もわかり守ろうとするようなりました。幼稚園で見かける子ども達の気づきの姿をご紹介いたします。先生が話し出すと「○ちゃん、お口チャックだよ」、「○ちゃん、お帽子が落ちているよ」、「○ちゃん,あいさつを忘れているよ」など、子ども同士でいろいろなことに気づき注意し合えるようになりました。

 自分から気づくことは、すべてができなくても、ルールや約束が守れるようになってきたことです。先生やご家族の方に言われて行う段階があってのことです。この気づきは躾の基本で「自立」の出発点です。

 ご家庭においても、お子さんはいろいろな場面で気づきを発揮していると思います。「よく気づいたね」と必ず、ほめ、認めてください。この言葉がけが「意欲」につながります。