2018年1月 園長コラム
ワーク・体操・メロディオンなど、ヨコミネの教育は「毎日こつこつ取り組むこと」が成長につながります。取り組み方ですが、自分なりに目的をもって意欲的にやる場合は、成果が見られます。そこで、「やる気」という継続のがまん強さが育ってきます。年中組後半になりますと「ワークをやってから遊ぼう」など、自分で優先順位を決めるようになります。
ヨコミネで育てたい「がまん」とは、自分なりの目的を達成しようとするために、単なる自己的欲求に流されない強い心でもあります。
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子育てワンポイント ~“嘘”ついたとき~
嘘をつく言動の原点は、良いこと、いけないことの意味を理解させる親のかかわり方が大切です。軽い気持ちで嘘をついたことを、親が見過ごしたらどうなるでしょうか。
「お母さんを言いくるめることができた」「責任を取らずにすんだ」など、子どもの都合のよいように育ってしまいます。
また、電車やバスの中で「あのおじさんに怒られるから静かにしなさい」と言うのと、「電車やバスは、お客さんの迷惑になるから、静かにしていましょう」というのでは、必要感や価値観、意識が異なります。
もし、お子さんが失敗をして嘘をついたら、「だめでしょう」と叱ったり責める前に、なぜ、失敗したのか、嘘をついたのか、その原因をお子さんと一緒に考えさせましょう。幼児期に手間暇をかけ、育てることが、「将来、自分の失敗やミスをごまかさない、嘘をつかない強い心の子ども」に育てるのではないでしょうか。