キラキラルーム

園長コラム

2018年9月 園長コラム

ヨコミネ方式の教育(9月編)~心・体・学ぶ力を育てる~

 今年度の目標
 【1】毎日継続的にワークやメロディオンを行う
 【2】自分なりに自信や意欲をもつ
 【3】本気で頑張る

  今月の目標と子どもの姿

年少組:ひらがなの絵文字を覚えようとする
 
あいさつを自分からするようになりました。
50音の絵や文字に親しみ、個人あいうえお表に興味をもってきました。
年中組:ワークやメロディオンを継続して行う。バルーンのやりかたを知る
 
文字の書き順や数の数え方などを意識してていねいに取り組むようになりました。
年長組:友達と一緒にワークを進めようとしたり、組体操のルールや約束を守る
 
友達とグループをつくり組体操の基礎を繰り返し覚えようとしています。




子育てワンポイント ~生活リズムを子どもと共に~

 「一学期はあんなにお兄ちゃん、お姉ちゃんになれたのに・・・」二学期になり、登園までぐずぐずしていて支度がなかなかできない。お母さんから離れられないなど、退行現象が見られがちです。その原因は、夏休み中、お母さんの声掛けや指示が多かったのではないでしょうか。
 お母さんの立場からは、「言わないとやらない、見ていられない、だから言い続ける。でも、できるようにならない」
 子どもの立場からは、「何も考えずに言われたことだけをやればよいと考え、言われるまでは何もやらない」このような場面は片づけ、身の回りの始末、食事などいろいろな場面でどの子どもにもよくあることです。
 言われてからやる子どもに育ててしまうと、学習もそのようになってしまします。
まずは、出来ない、だらだらしている原因を探すことです。衣類の着脱が一人では無理であったら手を貸し方法を教えましょう。食事が遅かったら、箸がうまく使えない、遊びながら、テレビを見ながら食べているなどの原因を取り除きましょう。時には叱ることも必要です。その場合、「何のために」という必要感を教えることがポイントです。そのことにより、考えて行動するという思考経路が育ってきます。これが、自立に大切なことです。幼児ですから、考えも行動も未熟で失敗の方が多いかもしれません。教え、見守り、一つでもできたところを褒め、認めていくことが、子ども達の自信や意欲につながります。