キラキラルーム

園長コラム

2018年11月 園長コラム

ヨコミネ方式の教育(11月編)~心・体・学ぶ力を育てる~

 今年度の目標
 【1】毎日継続的にワークやメロディオンを行う
 【2】自分なりに自信や意欲をもつ
 【3】本気で頑張る

  今月の目標と子どもの姿
年少組:ブリッチで頭をあげ腕が伸ばせるようにする
 
メロディオンの“ド”から“ソ ”の音を覚え弾いています。
年中組:先生の話し聞き側転・縄跳びの練習を頑張る
 
ワークやメロディオンに自分から取り組むようになりました。
年長組:逆立ち、側転、ブリッジ回転に挑戦する
 
自分なりに目標を持ち、集中してワークに取り組むようになりました。




子育てワンポイント ~続けることの大切さ~

 「躾は3日で崩れる」

 幼稚園では、靴を揃える、絵本を揃える、先生やお友達とあいさつをするなどたくさんの約束があり、毎日の生活で躾として身に付けさせております。

ある日の年長組の子ども達と先生のやり取りから、
A子「○ちゃんはいつも靴が出しっぱなし」B男「○ちゃん、コップが出しっぱなし」など子ども達は口々に友達のできないところを注意し合っています。
A子「いつもやらない子は決まってるよ。私達はちゃんとやっているのに・・・」
先生「お友達が先生になって教えてあげてね。みんなでで良い子になって欲しいのだけど」
C子「今度、靴係とか、お約束係を決めて、教えてあげればいいんじゃないの」
翌日のこと、靴が全員そろえられていました。A子ちゃんは言いました。「靴係のD君が、注意してるからみんな、大丈夫になったの」
先生「注意されないで、自分で曲がって入れた靴を直せるといいね」
A「大丈夫。もう少しすればお友達に注意されるのが恥ずかしくなるから・・・」

 毎日、周りが意識を持って見ていたり、声をかけたりしていますと、子ども達は身についてきます。何も言わなかったり、気付かせなかったら、「やらない子」「できない子」になってしまいます。「躾は3日で崩れる」にならないために、教え、気づかせ、認め、ほめることの繰り返しと根気強さが躾のポイントです。