キラキラルーム

園長コラム

2019年3月 園長コラム

ヨコミネ方式の教育(3月編)~心・体・学ぶ力を育てる~

 今年度の目標
 【1】毎日継続的にワークやメロディオンを行う
 【2】自分なりに自信や意欲をもつ
 【3】本気で頑張る

  今月の目標と子どもの姿
年少組:手と足をしっかりと床に着け伸ばし、安定したブリッジをする。
 
自分から進んで先生にあいさつができるようになりました。
年中組:先生の話をしっかりと聞き、素早く行動する。
 
正しい姿勢でワークをしたり、今何をするのか自分で考えて行動できるように頑張っています。
年長組:友達と競い合いながら走る。
    自ら挑戦し、側転、逆立ち、跳び箱をする。
 
自分から進んで学んでいく姿勢でワークを進めています。




子育てワンポイント ~見て!見て!すごいでしょう!~


 子ども達は「ママ、見て!見て!」を一日に何回も言うことでしょう。言葉でなく、表情で伝えることもあります。
 幼稚園では、担任に競争のように「見て!見て!」を連発してきます。小さい学年ほどこの言葉は多くみられます。年中、年長になると、自分でできることの判断ができ、「見て!見て!」の中身が異なってきます。自分なりに頑張ったところなど、子どもが何を見て認めて欲しいのか、意図性が出てきます。子どもの気持ちをとらえ、内容をキャッチしないと、心のキャッチボールが難しいです。
 特に、年長組になると、今までできないところを努力してできるようになったなど、子どもなりの努力経過があります。例えば、メロディオンであったり、縄跳びや鉄棒であったり、努力を積み重ねてきた結果の成果を子ども達は見て、認めて欲しいのです。
 絵を見てと言ったら「きれいな色ね」、粘土でケーキを作ってきたら「おいしそうね、ママも食べたい!」、お手伝いの場面では「ありがとう、お箸を上手に並べられるようになったのね」、縄跳びを見てと言ったら「頑張って練習したからこんなにと跳べるようになったのね」など、その子どもの頑張ったところを見て褒めてみましょう。心に響き、「やる気」がさらに出てきます。