2020年1月 園長コラム
今月の目標と子どもの姿
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子育てワンポイント ~大丈夫だよ!~
子ども達は毎日の生活の中で、「失敗しちゃった」という言葉を多く言います。
お絵かき、製作、そして”おもらし”などなど。
子どもの大好きな積み木遊びは、積み木を崩さないように高く積み上げ、崩れた瞬間に歓声を上げたりします。砂場で山を作ったり、トンネルを作ったりして崩れた時も「ああ、崩れちゃった」と言いながらも、満足そうで、「ああ、大変、また、壊れちゃったー・・」「よし、もう一回、作ろう」と繰り返し挑戦し「さっきより、高く積めたよ」と成功感を味わっています。
子どもの世界の遊びに「失敗」という言葉はなく「もう1回」、「今度は」と表現します。
もしも、おもらしをしちゃった時「大丈夫よ!着替えて気持ち良くなろうね、今度は早くトイレにいこうね」、お絵かきや製作で「失敗した」と言ってきた時、「大丈夫よ!このクレヨンでぬってごらん」など、ヒントを与え、成功感に繋げていくことが、子どものやる気を育てます。
「失敗」という言葉を使うと「駄目なんだー」というマイナス意識を育ててしまい、不安や恐れの感情を抱いてしまいます。この言葉を使うときには気をつけましょう。さらに、「また、やったの」の言葉も「失敗」という気持ちに追い込んでしまうのです。子どもが困った時、できるだけ「大丈夫よ」と声掛けをしてみましょう。