キラキラルーム

園長コラム

2020年2月 園長コラム

ヨコミネの教育(2月編)―心・体・学ぶ力を育てるー

ヨコミネの4つのスイッチ
子どもは競争したがる 子どもは真似をしたがる 子どもはちょっと難しいことをしたがる子どもは認めてもらいたがる


  今月の目標と子どもの姿
年少組 ブリッヂやよじ登りの練習を自分から積極的に行う。
正しい指づかいで「カエルの歌」「メリーさんのひつじ」の練習をする。
  ◎ワークやメロディオンをお友だちを誘い、自分からやろうとする姿が見られます。
年中組 相手の話を最後まで聞く。相手の気持ちを考えられるようにする。
  ◎側転への意欲が出てきてお友だちと競争で頑張っています。
年長組 :困ったこと、わからないことを自分から聞く。正しい姿勢に自分から気づきワークを進める。ブリッヂ回転のステップアップを目指す。
  ◎楽譜を見てメロディオンを弾き、いろいろな曲に挑戦しています。家に持ち帰り弾ける曲を増やしています。




子育てワンポイント ~子どもは認められたがる~(ヨコミネ式、4つのスイッチから)

 子どもはどのような時に認めてもらいたいのでしょうか。子どもから、私たち大人にアピールしてくるのは、自分の誕生日です。「先生、ぼくね、明日お誕生日なの、5歳になるんだよ」「私ね、うれしいんだ、もうすぐ、お誕生日なの」など・・・
 また、子ども達は、自分で頑張ってできるようになると「見て見て」と言いにきます。お弁当の食べられない野菜が食べられたとき、メロディオンで曲が弾けたとき、ワークが進んだとき、その子その子で内容が違いますが、「認めて欲しい」、「褒めて欲しい」がいっぱいです。
 日常の生活を見ていますと、先生に手伝ってもらっていた園服のボタンがかけられるようになった。玩具の片づけなどを友達を誘いながらやっているなど、一見、当たり前の行為がよくみると、言われなくてもできることがたくさんできるようになっています。「〇〇ちやん、すごーい、ボタンかけ、上手になったね、」「お片付け、お友だちにも教えられるんだね」と褒めますと、とても喜びます。褒められた子どもは自分の「やる気」のスイッチが入り、いろいろなことに挑戦していきます。
 親の意識が変わると子どもの見方が変わります。良いところ探しをしながら褒めることを大切に子育てをしていきましょう。