2020年7月 園長コラム
|
子育てワンポイント ~こどもを「認める」「ほめる」ことの大切さ~
「ありがとう」「助かる」は最高の誉め言葉です。
毎日の保育を見ていますと、先生方は一人一人の子どもを理解し、長所、短所を丸ごと受け入れ、励まし認めることからしつけをしていきます。
お家の方が、「Aちゃん、すごーい、お片付け上手だね」とほめ、「Aちゃんがお手伝いをしてくれるから助かるわ。ありがとうね」などの言葉のシャワーで「うん、ぼくねー、すごいんだよー」と、得意になり自信をもちます。
ほめられる、認められる子は自分を好きになるのです。これを自己肯定感と言い、「心の根っこ」となる大切な感情です。
失敗したとき、お友達とトラブルなどうまくいかないときは、じっとその子の思いを聞いてあげることが大切です。トラブル等自分に原因があっても、自分を中心に考え相手の立場を認めるという思いができないのがこの時期の特徴です。寄り添ってじっと聞いてあげるだけで子どもは「認められた」という感情が育ちます。逆に「Aちゃんが、なにかしたからBちゃんも怒ったのでしょう」など、原因追及になると子どもは話さなくなります。まずは聞いてあげましょう。