キラキラルーム

園長コラム

2020年7月 園長コラム

ヨコミネの教育(7月編)―心・体・学ぶ力を育てるー

   
年少組 初めてのスポーツ“やる気十分で楽しさいっぱい!
  走る、ジャンプ、開脚をスポーツの先生と行いました。子ども達は魔法がかかったように、喜んで真剣に体を動かしていきます。楽しいから 真剣に先生の指示を聞いて活動を行います。できることは楽しく、不思議と先生の言葉で動く子どもたちに驚くばかりです。
年中組 年少1年の経験は 素晴らしい!
  長い休園の後でしたが、子ども達は挨拶、返事が上手にでき、開脚、アザラシなど、驚くほど上手にできました。 走ること、跳ぶことの大好きな子ども達を見ていますと、休園中にお家で頑張った成果がよく見られました。継続のすばらしさを感じた3ケ月ぶりのスポーツでした。
年長組 さぁーがんばるぞ!あこがれの年長組
  「お願いします」「ありがとうございました」挨拶に始まり挨拶に終わる心の育ちが定着しています。「はい」という返事で 構え方も真剣に側転の練習に入りました、跳び箱でクマさん跳びの成果は「できる喜び」「Aちゃんのようになりたい」と友達の真似をする意欲も出てきました。

 


子育てワンポイント ~こどもを「認める」「ほめる」ことの大切さ~

「ありがとう」「助かる」は最高の誉め言葉です。

 毎日の保育を見ていますと、先生方は一人一人の子どもを理解し、長所、短所を丸ごと受け入れ、励まし認めることからしつけをしていきます。
 お家の方が、「Aちゃん、すごーい、お片付け上手だね」とほめ、「Aちゃんがお手伝いをしてくれるから助かるわ。ありがとうね」などの言葉のシャワーで「うん、ぼくねー、すごいんだよー」と、得意になり自信をもちます。
 ほめられる、認められる子は自分を好きになるのです。これを自己肯定感と言い、「心の根っこ」となる大切な感情です。
 失敗したとき、お友達とトラブルなどうまくいかないときは、じっとその子の思いを聞いてあげることが大切です。トラブル等自分に原因があっても、自分を中心に考え相手の立場を認めるという思いができないのがこの時期の特徴です。寄り添ってじっと聞いてあげるだけで子どもは「認められた」という感情が育ちます。逆に「Aちゃんが、なにかしたからBちゃんも怒ったのでしょう」など、原因追及になると子どもは話さなくなります。まずは聞いてあげましょう。