キラキラルーム

園長コラム

2021年1月 園長コラム

ヨコミネの教育(1月編)―心・体・学ぶ力を育てるー

  〇今月の目標と子どもの姿
年少児の姿 「よろしくお願いします」、「ありがとうございました」と背筋を伸ばし、スポーツの挨拶は基本です。ジャンプ、駆け足、開脚など、全身の筋肉運動もスポーツの基本です。寒さに負けず、体操着で裸足になり、元気いっぱい、笑顔いっぱいでがんばります。
   
年中児の姿 開脚、ブリッヂで全身の筋肉を強め、側転の基本となるクマさん回りを繰り返して練習を行っています。側転のできる子どもが増えてきました。「できるとおもしろい」という気持ちが出てきてました。3学期は年長組に向け一つ一つの活動のレベルアップを目指して頑張ります。
   
年長児の姿 自分から気付いての挨拶ができ、ワークへの取り組みも自分の意志でできるようになりました。小学校へ向けて「頑張るとできる」「もっとやりたい」などの気持ちを大切に、スポーツではブリッヂ回転、逆立ちなどの練習を頑張っています。
   

 


子育てワンポイント ~良い習慣づけは6歳まで~

しつけとは
「悪い習慣を良い習慣に変えてあげること」

ヨコミネ式の教育実践者の横峯吉文さんの言葉です。では、どうしたら良い習慣が身につくかということにおいて、「約束事を決めて毎日やること」と、逆に、この大切な幼児期に甘やかしてしまうと、良い習慣が身につかず、わがままを言ったり自己中心的な心が育ってしまい、小学校以降の生活で本人が困ることが多くなるとも言っております。

この習慣づけはヨコミネの教育の基本とする方針でもあります。幼稚園では毎日繰り返す身の回りの始末(衣服の着脱、靴を揃える。挨拶、返事など)を基本に、毎日5分の”ワークタイム”で姿勢、挨拶を基本にワークに集中する教育を行っております。これは良い習慣づけの基本です。しかしこの時期に甘やかすと“こんなにできたのに”という習慣が崩れるのも早いのです。厳しいようですが「今日だけは」の逃げ道を作らず、毎日繰り返し、ほめ、認め、励ます伴走者のご家族の方々の根気力が、お子さんの良い習慣づけにつながります。