キラキラルーム

園長コラム

2021年3月 園長コラム

ヨコミネの教育(3月編)―心・体・学ぶ力を育てるー

  〇今月の目標と子どもの姿
年少児の姿 手足をしっかり床につけて伸ばし安定したブリッヂをする。座る姿勢に気をつけて力強い線を書いてワークを進めるなど意欲が出てきました。
   
年中児の姿 活動の内容を自分たちで考え、遊びや生活をすすめたり、先生の話を聞いて自分から行動できるようになりました。
   
年長児の姿 挨拶の挨拶や返事を進んででき、語尾に「です」「ます」をつけるなど正しい言葉使いができるようになりました、スポーツでは自分から挑戦し、側転、逆立ち、跳び箱などができるようになり、さらには、自分からワークを学んでいく意欲が強くなりました。
   

 


子育てワンポイント ~できる喜びを増やす~

お子さんの遊びで目が離せないのが、のり、はさみなどの用具を使った遊びではないでしょうか。教えて褒めることが「できる喜びを増やす」ことになります。子育て支援教室(ひよこ・ぴよぴよ組)の製作の場面です。貼る、折る、描く、切るなどの基本を子どもの興味のある題材で教え、作る喜びを体験させています。子ども達は楽しいことをする時は「ちょっと難しいことに挑戦」できます。

のりを使って貼る経験では、のりの量、のりのついた指の拭きかたを②紙を切って貼る製作では安全なハサミの持ち方を学び、道具を使って物を切る体験は子ども達にとっては楽しく、大きな冒険になります。
◎「パッチン切り」は小さいうちに教えましょう。
(1)ひとつの穴に右手の親指をいれる。
(2)もう一つの穴に右手のひとさし指・中指(薬指は手の大きさに応じて)
(3)右のひじを体の体側に合わせ、しっかりとつける。
ハサミは扱い方によると危険を伴いますので、使い終わったら、さやに入れて、手の届かないところに置くなど十分配慮をし、約束として教えましょう。

いろいろできるようになると「わかってるよー」あっちへ行って!」と親の指示を聞かなくなる時期ですが、特に用具の場合は、安全な使い方を守らさせましょう。