キラキラルーム

園長コラム

2022年10月 園長コラム

ヨコミネの教育

できないことができるようになる“よろこび”を
3歳児のスポーツの場面です。「ジャンプ」の大好きな子ども達です。
スポーツの先生が「Aちゃん、やってごらん」というと、ちょっぴり運動の苦手なAちゃんでしたが、前に出てきてピョンピョン…先生は手をかざして「もっともっと、ジャンプ!」先生のかざした手に頭が届くまで頑張らせました。高く飛ぶには、つま先の力が大切です。つま先ジャンプのできたAちゃん。みんなに拍手をされ得意そうでした。「さあー、みんなもやってごらん」先生が手を高くかざし、どの子もつま先をはじくように飛びます。その後のAちゃんは得意にジャンプし、他の活動も先生の動きを見ていました。

秋の遠足
丸山公園で親子ゲームを楽しみ、“楽しい親子タイム”でした。
かけっこ大好き! 年長組
”先生がんばれー” ”先生と競争だ“
先生の走る姿に子ども達は大喜びで 応援していました。
登り棒、どこまで登れるかな? 年長組 「見て!見て!」と何度も挑戦する子ども達。靴下を脱いで腕と足の力を使って頑張り競争です。
“登り棒のチャンピオン‼” 年長組
お友だちから拍手をもらってうれしさいっぱいです。ゆっくりに降りようね。

「保育の心」 ”やればできる”の言葉がけについて

 私達大人は「○ちゃん、やればできるんだから・・・」と話して子どもをやる気にさせがちです。また、「うちの子はやればできるんですけど、やらない」「長続きしない」という言葉を聞きます。答えは、「やればできる子は、結局やらないので、やれないのと同じです」
 何故、やらないのか、その原因や気持ちを探っていくことが大切です。大人は片付けや身の周りの始末など基準を決めたり、完全を目指します・・。しかし、子供は赤ちゃんから幼児期へ移る時期です。まだまだ、赤ちゃんでいたかったり、興味が他に移ったり、未経験のことが多く、気持ちが変化していく時期です。しかし、やり通す気持ちを育てることも大切です。そのためには、続ける心を育てる活動の設定の工夫です。「片付けなら、このおもちゃだけは」「お手伝いなら一番簡単なことを」。子どもは不思議とできるようになると、「もっとやる」と自分で課題を広げていきます。
 さらには、今日頑張ったことを褒めることも大切です。
 まずは“できること探し”から進めていきましょう。例えば毎日の着替えを自分で行う。お弁当箱をリュックから出すなどで良いと思います。

◎絵本読み聞かせタイム(園長コーナー)

年少・ひよこ組は「紙芝居」を通して、言葉遊びを楽しみます。
年中・年長組:「ももいろのきりん」のお話の続きを楽しんでいきます。

10月のお話「ももたろう」


このように、できたことをほめる魔法の指導で年中、年長組の子ども達は側転に挑戦です。