キラキラルーム

園長コラム

2025年04月 園長コラム

ヨコミネ式の教育の1学期    

ヨコミネ教育創始者の横峯吉文先生は「ヨコミネ式4つのスイッチ」の著書でこのように書いております。
 「子供が楽しいと思うことは一言で言えば”遊び“です。
子供達に徹底的に遊びをさせ、遊びの中から何かを学ばせようと思った。
それがヨコミネ方式教育の原点」

 子供達の1年の育ちを見ておりますと、新学期に初めてのスポーツ、年少組の子供達は奇声を上げながら、かけっこ、ジャンプ、開脚と魔法にかけられたように喜んで全身で楽しみます。
「楽しい!」、「おもしろい!」を原点に「よろしくお願いします!」「ありがとうございます!」の挨拶を覚えます。
年中・年長組の子供達は「できないことができるようになる喜びと楽しさを」学んでいきます。
そこに「意欲」という大切な「やるき」の心が育つのです。
今年もやる気のスイッチオンで一人一人の子供達の心と体を育ててまいります。

保 育 の 心

初めて入園してきたお友達、年中・年長に進級してきた子供達の行動を見ていると 子供達の“思い”は一人ひとり違うことに学ばされます。
☆挨拶では、元気な声で「おはようございます」と、自分から行う子、お友達の真似をして行う子、先生に声をかけて欲しい子…様々です。
☆靴箱の前では

・保育室をのぞきながら、素早く履き替え、保育室へ入る子のその姿を追うと、仲良しのお友達とお気に入りのおもちゃで遊びたいのです。
・靴箱前で、靴を脱いだまま、庭をながめている子のそばへ寄っていくと、「アリさんがいたよ、どこへいったのかな」「お空がきれい」など目線が違うのです。

大人はともすると、行動だけを追い、「早く」の言葉を発してしまいがちですが、年齢が低いほど、子供の気持ちに寄り添うことも大切です。
子供は納得すると次の行動に移っていきます。

☆幼稚園の先生方は
ひよこ・ぴよぴよ組の対応と年少・年中、年長組では先生方の言葉がけや声かけが全く異なります。
子供の育つ「心の成長階段」が異なるからです。階段の1段から5段を眺めてみましょう。
その時期に応じたかかわり方が幼稚園の教育です。
 ご家庭においても、坂道発進ではなく、お子さんの年齢を考え、「ゆっくり」の意味の大切さを考えてみましょう。

「お友達いっぱい!楽しさいっぱい!」
入園・進級して数日後の子供達。初めてのお友達、初めての先生・・、遊びのパワーにあふれ、お話を聞く力も出てきて、こんなに楽しめる子供達です。
見て!見て!、真っ赤だよ。」
手のひら一面を絵の具で染めて、「ぺったんこー。」こいのぼりの模様に変身!楽しいことを通してお友達と仲良しになります。
「ダンゴムシをみつけたよ!」
「見て!大きな大きなダンゴムシだよ」園庭の片隅から見つけ、 子供達は競ってダンゴムシ探し。
こんなことからお友達の繋がりが育っていきます。

◎絵本読み聞かせタイム(園長コーナー)

 今度も昔話を伝えていきます。子供達は、昔話の不思議さ、面白さに聞き入ってきます。このような時間を大切に子供達と楽しんでまいります。

☆園長コーナー 4月のお話 「こぶとりじいさん」      


 

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