キラキラルーム

園長コラム

2018年12月 園長コラム

ヨコミネ方式の教育(12月編)~心・体・学ぶ力を育てる~

 今年度の目標
 【1】毎日継続的にワークやメロディオンを行う
 【2】自分なりに自信や意欲をもつ
 【3】本気で頑張る

  今月の目標と子どもの姿
年少組:スポーツやメロディオンの練習を自分からやろうとする
 
スポーツで走ることや腕の力等がしっかりしてきました。
年中組:縄跳びを継続的に練習したり、片手ブリッジに挑戦する
 
自分からあいさつをしたり、頑張る力やあきらめない力がでてきました。
年長組:片仮名・平仮名の文字のバランスに気を付けて書く
 
発表会の目標に向けてスポーツの側転に挑戦しています。




子育てワンポイント ~叱ることの意味について~


 幼稚園生活で、先生に“叱られるとすぐに泣いてしまう子ども”、“思い通りにならないと駄々をこねる子ども”がおります。
 その反面、「Aちゃん、いけないことをするから先生に注意されたんだよ」「いつまでも泣いてたら赤ちゃんだよ」など、クラスの子ども達に言われています。
その原因は何なのでしょうか。ヨコミネの教育の通信にこんな事例が掲載されていました。
 ある神社にお参りに行って、賽銭箱に子どもが賽銭を投げようとしたら、賽銭箱が高く子どもが賽銭を投げられなかったそうです。その時、母親は「ごめんね、無理だったね。させなければ良かったね。ごめんね。」と誤って抱き寄せました。泣けば親が何とかしてくれる、わがままを通せば聞いてくれる。と言う考えが身に付くのは、子どもにとったら不幸です。
 そこで、叱ることの意味ですが、やったり言ったりしてはいけないこと、自分のことは自分でする、失敗をしたことは悪いことではないということを教えていくことが大切です。
 但し、友達に危害を及ぼす行為(たたく、押すなど)や、言ってはいけない言葉で友達を傷つけるようなことは叱り、相手の気持ちを教えていきます。
 やって良いこと、いけないことを教えていくのもこの時期の大切な躾です。
子育ての中では、厳しく叱る場面もあります。叱った時は、何故、叱ったのかを話して聞かせ、守れたら褒め認めていきましょう。子どもが叱られることで学ぶことが大切です